ご挨拶 Greetings
この度、第52回日本外科系連合学会学術集会を2027年5月26日(水)から5月28日(金)の3日間、昭和医科大学 上條記念舘(東京都品川区)で開催させて頂くことになりました。歴史と伝統のある本学術集会を主催させて頂けることに、学会役員、評議員ならびに会員の皆様に心より御礼申し上げます。大変名誉なことであり、その重責と歴史の重みを感じて身の引き締まる思いでおります。
今回の学術集会のテーマは『千日の初心 万日の稽古』と致しました。鍛錬という言葉の語源となっている宮本武蔵の五輪書の「千日(せんにち)の稽古をもって鍛とし万日(まんにち)の稽古をもって錬とす」から着想を得て空手の極真会館で使われてきた言葉の一部です。手術を軸として診療、治療に携わる外科系医療従事者が、初心を忘れず研鑽を積み重ね、長い年月をかけて磨かれる外科医療の本質を見つめ直し、未来の医療へとつなげるといったイメージに通じる言葉と感じました。また現行の外科専門医制度における3年間の専攻医期間が、初心を忘れてはならない約千日と重なり、第一線の外科系医師として弛まず努力を続ける期間が、おおよそ万日と重なると考え、本会のテーマとして使わせて頂きました。
昨今の外科領域では、専門性の分化が進むことで、より高度な知識が要求され、かつ内視鏡下手術やロボット支援下手術、高難度手術などの極めて高度な技術も要求されるようになっております。術前準備や術後管理も、より繊細さが求められており、周術期全般を通して他診療科や多職種間での連携が必須となっております。このため本会でも診療科、診療部署を跨いだ内容のセッションを複数取り上げさせて頂きました。また、若手外科医の育成も本学会の特徴の一つであり、教育に関するプログラムや、研修医、専攻医の先生方のセッション、SASUKEなどのプログラムも準備しております。指導医の先生方におかれましては、ぜひ若手医師のご参加、ご発表も後押しして頂ければと思っております。ご参加頂く先生方に実りのある学術集会にしたいと思っております。是非現地に足を運んで頂き熱い討議に加わって頂ければと存じます。
最後になりましたが、第52回学術集会がご参加頂く先生方にとって有意義で実りのある会になるよう、医局員一同、準備を万端に整え、多くの皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております。
第52回日本外科系連合学会学術集会
会 長 田中 邦哉
(昭和医科大学藤が丘病院 消化器・一般外科 教授)
